1: すらいむ ★ 2022/06/28(火) 21:04:41.72 ID:CAP_USER「老齢化」する森林、温室ガス吸収量6年で2割も減少…背景に林業の衰退
全国の森林面積はほとんど変わっていないのに、森林が吸収する温室効果ガスの量は、2020年度までの6年間で2割も減った。林業の衰退で、光合成量の少ない老木が増えたのが要因だ。温室効果ガスは排出削減にばかり目が行きがちだが、吸収量を維持しなければ、政府の削減目標の達成はおぼつかない。(中川慎之介)老齢化5割に
手入れがされず、幹回りの細い森林を見て回る千葉県山武市の職員ら(5月26日、山武市で)
高級木材の「山武(さんぶ)杉」で知られる千葉県北東部の山武(さんむ)市。森林に一歩足を踏み入れると、幹回りが細く、立ち枯れている木が目に付く。「間伐が行われていないから、幹が細いまま成長が止まってしまった。伐採すべき時期を迎えているが、木材需要や林業の担い手不足のため放置されている」。市農政課副主幹の男性(49)はため息をつく。
市によると、市面積の4分の1を占める森林(3900ヘクタール)のうち、間伐や伐採などの経営計画が立てられているのは12%にとどまる。2019年には台風15号の強風で衰えた木々が倒れ、約2週間に及ぶ大規模停電となった。
日本の人工林は、多くが戦後や高度経済成長期に植樹され、伐採時期とされる50年を迎えつつあるが、手入れがされずに放置されるケースが増えている。林野庁によると、全国の人工林の面積は1980年代以降、1000万ヘクタール余りでほぼ変わっていないが、植樹から51年以上の老齢化した林の割合は、2007年が2割(215万ヘクタール)だったのに対し、17年は5割(510万ヘクタール)に達した。
吸収量2割減
森林の老齢化は、地球温暖化防止の面でもマイナスとなる。二酸化炭素(CO2)の吸収量は、光合成が活発な若木と比べて老木は少ないからだ。
環境省によると、老齢化の影響で森林のCO2吸収量は、14年度の5220万トンから20年度は4050万トンと、わずか6年で22%も減少した。一般家庭の年間排出量に換算すると400万世帯分に当たる。
政府の温室効果ガスの削減目標は、人類の活動による排出量から、森林による吸収量を差し引いた実質的な排出量で算出している。今のペースで老齢化が進めば、数年のうちに30年度の削減目標(13年度比で46%削減)で想定する森林の吸収量3800万トンを割り込む恐れが大きい。林野庁幹部は「なんとか下げ止まらせなければならない」と危機感を口にする。
続きはwebで
読売新聞オンライン 6/28(火) 15:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/800d0d821b466118a1880390ea6d5129399a56ca
ネットの声
太陽光に補助金費やすなら林業に使えとは思うけどな。
これだな
木材の方が儲かるだろうし
切って植え替えなきゃいけないんだよな
でも林業はヤバいことになってる
こういうのもたぶんベーシックインカムが定着すれば
仕事のために若者が無理に田舎をでていく必要がなくなって
林業などに従事してくれる人も増えそうなんだけどな
100年杉とかあるだろ
あと、地球上のCO2の半分は海洋が消費してるぞ。森林ごときが多少減っても
大した影響はない。アマゾンが地球の肺だのいわれてるのも大嘘。
合板なんかせっかくの樹齢数千年の原生林の大木をカツラ剥きにしてしまって残った芯のところはポイ
作った合板は安物扱いで使い捨て
もったいない話だよ
しかもかなり最近になって発生した地球レベルの事象
黙っててもいずれは草原化してゆく定め
人間より早く老化すんだな
何千年も生きてる屋久スギはゾンビか?
出荷OKという感じじゃ?
在来工法の柱になるのが30ー50年物で、
寺社や道の駅の太いのは100や300で
伊勢神宮式年遷宮ので500ねんとか1000年だった筈
戦中・戦後に大量に伐採されて何とか回復させようとして植林してきた結果今がある
森林整備がなければ土砂災害や洪水等どれだけの被害がでるか分かってない奴が本当に多すぎる
森林蓄積 天然林等 人工林 合計(億立法メートル)
昭和41年 13.3 5.6 18.9
令和2年 20.2 34.0 54.1
その後放置したツケが今じゃねーか
責任持てよ国が
杉林ばかりになったという。
江戸時代の百姓は促成栽培できるクヌギとかナラを植え
余裕があったら長期的視点で杉や檜も植えて
さらに蚕のエサとなる桑の木や果樹や茶の木などバランスよく植えてたんだよな
戦後の役人は知的障碍者だから100%杉だけ植えた
それあるね
父の里が水田もある100軒ほどの扇状地集落だが
山にスギ林は見当たらないで
半数は今も薪風呂で、数軒は椎茸やってるが、原木も集落内でまかなってる。
数種類の穀物と果樹や胡椒の木と建築用高級木材を必ず混在して植えるんだよな
かつて胡椒の木のモノカルチャーをして大半のブラジル農家は破綻したからその教訓を生かして
日本の官僚は馬鹿だからまさに杉モノカルチャーを地でいってる
アグロフォレストリー だな
東南アジアではパラゴムノキとパイナップルのアグロフォレストリーがある
パラゴムノキを植え、間にパイナップルを植える
数年はパイナップルが収穫できる
5年経ったら樹冠が広がってパイナップルを植えられなくなるがラテックス採取ができる
30年で木が老いて樹液が少なくなると木材として切り出す、というのだが、
パイナップルの適地は乾燥気味のところで、本来は年間雨量2000mm必要なパラゴムノキと合わない
なるだけ乾燥に強い品種のパラゴムノキを選んでいるが、乾季はラテックス収穫が出来ない
パラゴムノキは塩分に弱くパイナップルは塩分に強い、という具合で今一つだとの事
もう何をしても無理やろ
木材が高騰してる現在でも5000円前後。山地から切り出すなら採算割れ。
ちゃんと山に道路をつけて芋、蕎麦、果樹、茶、炭焼き用の広葉樹、杉と
年中出荷できるようにしとけば切った木材を道路を使ってスムーズに運び出せるから
杉でも簡単に採算取れるのに今は山道の無い山林だらけだからいくら立派な杉があっても
外へ運び出せない。また杉のためだけに山道を作ったらそれこそ絶対採算割れw
最近オシャレに流行ってる薪ストーブの燃料にもお勧めできないという
でも屋外キャンプなら全く問題ないし
実は薪ストーブでも広葉樹と一対一くらいの割合で投入すれば
窯は痛まないんだってさ。実際北欧ではストーブの薪は100%針葉樹だし。
排気管がスス詰まりしちゃうんですよ杉だと
厄介だよひょろひょろ杉の処理方法は
排気管付きストーブの掃除は大変だからなあ
ススを少量の水で練ってまた燃やしてみたこともある
今なら自動スス取りロボットとかもあるのかな
昔はビン洗いブラシの長大なものを使った
まあ政策がそっぽ向いてる分野だし
森林環境税年12000円(単に増税)が確か再来年から課せられるから気をつけろよ
最近は脱プラとか言って木製に戻そうとしてるけど手遅れ
結局日本いじめだな
日本人はその考えを極端に嫌うけど。
森林の新陳代謝を一番阻害したのは木材輸入自由化を決定した林野庁かと
当時は木材不足で国内需要を満たすため自由化せざるを得なかったんだよ
おまけにプラザ合意で超円高になったこともある
ここ30年位に植林した杉は下払いも枝打ちも一切放棄した建築資材にもならないヒョンヒョロ杉ばかり
破砕してペレットにでもしますかね~
それ実はヒノキじゃねという意見はともかく、
地域によるけど杉は手入れしたところで35年くらいで電柱に使えるサイズだからなあ
30年でヒョロヒョロに見えても仕方ないよ
建築資材として使う柱を切り出すなら50年程度待った方がいい
丸太径で300mmくらいになるから120mmx240mmの梁材も切り出せる
今なら円安だし新築ブームも去った
内製化すべき産業かもしれんな
趣味でログハウスを作ると一々固定資産税を取りに来るんだぞ?
自分の所有してる林で木の有効利用すらできない
また木を一本切るのにすら一々届け出が必要な法律も頭おかしい
引用元: https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1656417881/
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