1: フライングニールキック(京都府) [RU] 2022/05/24(火) 20:15:27.58 ID:3hxS0+V/0 BE:754019341-PLT(12346)sssp://img.5ch.net/ico/nida.gif
「プーチン大統領は謝罪すべき」ロシアの大物退役軍人がウクライナ侵攻で異例の批判
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000255757.html
プーチン大統領がウクライナへ侵攻する直前の今年2月、退役軍人でつくる「全ロシア将校の会」が、侵攻をやめるようプーチン大統領に直訴したことは大きな反響を呼んだ。これまでプーチン大統領を支持してきた「全ロシア将校の会」の会長、レオニード・イワショフ退役大将(78)がプーチン大統領の辞任までも訴えたからだ。
その声明は、もし「対ウクライナ戦争が起きれば、ロシアの国家的存立に疑問符がつき、ロシアとウクライナは永遠に絶対的な敵となってしまう。両国で、千人単位、万単位の若者が死ぬ」と、3カ月後の現状を見通したかのような切迫感あふれた内容だった。
警告が現実となってしまう中で、そのイワショフ退役大将が、ロシアの書店協会のウェブサイトKnizhnyMirのインタビューに答え(5月4日)、改めてプーチン大統領に「知恵と経験あるものの意見に耳を傾ける」よう訴えている。
このインタビューはイワショフ将軍の新著『人類−−世界の戦争と疫病』を紹介する番組だが、ほぼ全編がウクライナへ侵攻したロシア軍の批判にあてられている。
イワショフ退役大将は、現役時代は国防省の要職を務め、NATOの東方拡大への強硬な批判者として知られており、その保守的論調から現在も現役将校に強い影響力を持っている。
その実績と影響力ゆえか、「戦争批判」をおこなったイワショフ退役大将には「フェイク」報道の容疑もかけられていない。
インタビューにはソ連時代、軍の高級将校だったイワショフ氏の歴史観が色濃く表れているが、強い報道規制がかかるロシアではきわめてまれな政権批判と言えよう。
(以下はイワショフ氏のインタビュー。なお、内容の重複や順序など、筆者が若干整理した)
ANN元モスクワ支局長 武隈喜一(テレビ朝日)
◆ 歴史上「経験したことのない」危機的状況
軍事行動というものは、個々の戦闘を組み立てる「戦術」の面では、現場の部隊が見事な働きをして成功を収めることもありうる。
しかし、上層部で大局的な「戦略」を立てる時、間違った決定が下されると、どんなに現場が奮闘しようが、作戦は失敗し兵士の勇敢な戦いも無に帰してしまう。
戦争全体の勝利を最終目標とした正しい戦略が用いられれば、部隊が戦闘で負けても、全体として破局的な敗北に至ることはない。
英米や中国では、そうした「戦略」の研究が行われているのだが、ロシアの上層部ではおろそかにされている。大局的な戦略というものは、対立する他国との関係のなかで自国の最大限の利害を探る「地政学」的に、どんな結果をもたらすかを精査したうえで決定されなければならないのだが、ロシア軍ではその研究が行われていない。スペシャリストはいるが、軍に登用されることはない。
今回の特別軍事作戦では、初期の段階で戦略的な間違いがあったため、兵士はよく戦っているが、作戦は滞っている。ウクライナ領土のいくばくかは獲得できるかもしれないが、地政学的にはすでに敗北を喫した。われわれが直面しているのは、ロシアの歴史上、これまで経験したことのない危機的な状況なのだ。
◆ 欧米の長年の“夢”を実現させてしまった「特別軍事作戦」地政学的に間違った選択をすると、戦略も間違えることになり失敗する。そうなると現場でのせっかくの成果もゼロになる。これが戦争の本質だ。
アメリカや欧州各国は、NATOの元で団結し、「ひとつの拳」となってロシアを叩きのめすことを長い間、望んでいた。EUもロシアの石炭産業を締め出したかったのだが、結局今回、貿易そのものを止めることになった。
以前アメリカは、ドイツとそれに続いていくつかの国がロシアと軍事協力体制を組むことを何よりも恐れていた。
私が現役だった1990年代、ユーゴ空爆の1998年までは、ロシア軍とドイツ軍との間には62の合同イベントがあり、合同軍事演習も行われ、軍事装備の協力もあった。米軍との合同イベントは8つだけだった。
アメリカの軍人は私に不平を言ったが、「ロシアとドイツは地理的にも近く、合同イベントは対テロ対策で必要だ。アメリカは遠い」と言い返したものだ。ドイツのコール首相やシュレーダー首相の頃、アメリカは気が気でなかったはずだ。
それがいまやアメリカと欧州の対立は解消され、アメリカは自らの原理原則のもとに、経済制裁だけでなく、反ロシア、ウクライナ支持という旗の下に、すべての欧州の国々を結集させてしまった。
アメリカがやりたかったことは、19世紀のドイツ帝国宰相ビスマルクが望んだように、ウクライナをロシアから切り離しさえすれば、ロシアに勝てる、ということだった。
1948年8月にアメリカの安全保障会議がまとめた「米国の対ソ戦略」の中で、軍事戦略とならんで中央アジアやコーカサス、バルト3国に対する対応が書かれているが、ウクライナについては特に重点が置かれている。
そこには、ウクライナ人とロシア人を分けることは困難だ、彼らは一つの民族である、それゆえに亀裂を作り出す必要がある、さらにこの亀裂を政治的対立や軍事紛争にまで拡大する必要がある――と書かれていた。
まさに今、このアメリカの思惑が実現している。
ジェルジンスキー(※ソ連秘密警察の創始者)が言っていたように、「ロシアはウクライナがあって初めて世界の大国であり、ウクライナを欠いたロシアはただのアジアの一国家にすぎない」のだ。
英米両国にとっては、中央アジアもコーカサスもロシアからもぎ離し、ロシアを孤立させる、というのが19世紀末以来の構想だった。
こうした長年の夢を今回の「特別軍事作戦」は実現させてしまった。
◆スターリンの時代にもなかった「歴史的孤立」
◆ロシアは情報戦争でも「完全に敗北した」
◆ ショイグ国防相は軍事の素人…「プロが必要だ」
全文はソース
ネットの声
素直に勉強になったし、ある意味感動的な内容だった。
うん感動的。
絶望的な状況を認識しながらそれでもなんとか最善策を説こうとしている。
クリミヤの補給路を確保する為にどれだけ膨大な有形無形の損害を作ってんねん・・ってな
イギリスアメリカ以外はウクライナの危険さ解ってるからな
元東勢は西に入れて貰えると騙されて踊ってるみたいだが
劣勢おつ
旧植民地に巻き込まれる国と無縁の国があるからな
最初から悪手だったぞ
国が誤って危険な道を行こうとしてるなら恐れる事なく批判する
愛国カルトとはわけが違う
にしてはウクライナから小麦粉を取り上げウクライナ人1000万人を餓死させた歴史があるロシア
あの中国でさえ表立って支援出来ないでいる
あのドイツがねえ
といっても
ちょっとロシアと口聞くのやめてハブろうぜ程度の生ぬるい制裁じゃ
この程度かよ「ならやってやんよ!」と逆に領土侵略の野心が燃え上がったとしかねえ
欧州っていっつも最初の肝心な時に日和って最終的に戦争勃発して大惨事になるよな
防衛費を倍増させるためにアベがプーチンをそそのかして世界中を混沌の渦に巻き込んだ!
「NATO拡大は差し迫った驚異ではない。周辺国が離れていくのは
ロシアが周辺国にとって魅力あるシステムを構築出来なかったせいだ」
みたいな事言って
もうこいつが大統領やればいいのにってくらいまともだな
引用元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1653390927/
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